専業主婦が転職や子育てが一段落してから「仕事」と考えたときに、まず考えるのが”資格”ではないでしょうか?
一昔まえに比べれば「売り手市場」と言われ、パートやアルバイトがしやすくなりましたが、収入をあげようと思ったときに手助けになるのが資格
です。
ちなみにエステシャンや自分でお店を開業・起業するときには、資格は不要です。
「起業・開業に資格は不要?忙しい女性におすすめの開業は、何?」で詳しく書いていますが、今回は主婦、ママにオススメな資格についてご紹介したいと思います。
「子育てをしながら働く」となった時に、いきなり”独立したい!”と考えて、実行できる人は、決して多くはありません。
「とりあえず働かなきゃ」と考えたときに、子育てしてある程度時間の余裕があり、勉強しやすい”今”だからこそ「就職しやすい資格を取ろう」と考えることは決して悪いことではないでしょう。
また資格があれば自身のキャリアアップにもつながるし、今よりも高い収入を望めるのも事実。
そんな「まず資格」をお考えの方にオススメなのが、上記の資格です!
具体的にそれぞれの資格がどんな資格なのかを、詳しくご紹介しますね♪
宅地建物取引士、通称「宅建」は毎年20万人以上が受験する、超有名な国家資格です!
主に不動産会社で活躍する「建物に関する資格」であり、宅建があるかないかで同じ不動産会社に勤めていたとしても、年収が50万円以上変わることだってあります。
そう「キャリアアップしたい!」「収入を上げたい!」と考えているママにこそ宅建という資格はオススメなのです。
ただし、資格試験の難易度は高く。合格率約15%と資格合格の道は、ぶっちゃけかなり厳しい……!
子育てしながらもしっかり勉強する時間が取れれば良いですが、そうでないなら合格はカンタンではありません。
(それに不動産会社は激務なので子育てしながらは難しいというデメリットもあります)
中小企業診断士は、中小企業の経営に対し。経営に関するアドバイスをすることができる国家資格です。
「経済学」「財務・会計」「経営理論」「運営管理」などなど、経営に関することをしっかり学び、経営者に対してアドバイスできる仕事であり。
金融系の会社に勤めたい、勤めていると思っているのなら「中小企業診断士」の資格があると、かなり捗ります。
将来的には独立してコンサルタントとして働く、週末起業などをすることもできますが、数字に強くないと資格取得が難しい。
医療系の仕事を志しており、さらにワンランク上の収入とキャリアを求めている女性にオススメなのがMR(医薬情報担当者)です。
「MR」として働くために、必ずしも医薬情報担当者の資格は必要ありませんが、「MR認定試験」に合格し。「MR認定試験(5年更新)」が発行されれば、キャリアとしてかなり箔がつきます。
MR資格があることで、病院への営業ができたり。医薬品の品質、有効性、安全性などに関する情報の提供が可能になったりと仕事の幅は広がりますが、逆にMR以外の仕事をしない場合はあまり役にたちません。
しかも資格受験条件が「在籍する製薬企業または CSO企業で導入教育を受講・修了する」か「認定センターの教育研修施設で基礎教育(300時間)を受講・修了する」で資格取得条件的にも、MRでバリバリ働きたいママ以外にはオススメできない資格です。
(しかし、女性でもガッツリ稼げますが)
ファイナンシャルプランナーの資格は平たく言うと「お金に関するプロ」を証明する資格です。
税金の節約方法や投資、住宅ローンなど、お金に関する総合的な知識が得られるため、金融系の仕事や保険系の仕事に就職、キャリアアップするときに役に立ちます。
幅広いお金の知識が増えるため、実生活でも役に立つ!
女の子の夢にもよくランキングされる「看護師」は一生食いっぱぐれにくい国家資格として知られています。
最近では病院だけでなく、介護施設などでの活躍の場も増えており。さらに他の仕事以上に需要が多いため、就職しやすい仕事でもあります。
ただし「看護系の大学で必要な学科卒業」「短期大学や専門学校で3年以上学習」「看護師養成所を卒業」と資格を取得するための時間とお金がかかるというリスクが伴います。
働きながら、ついでに言うなら子育てしながら看護資格を取るというのは、なかなかヘビーな選択肢。
「一生の仕事」としての魅力は大きいですが、資格取得までの難易度は決して低くはありません。
事務系の仕事で活躍する、会計の仕事が「簿記検定」です。
簿記の資格の中でも「2級」は受験難易度が高いものの、会社側からの評価も高いため事務系の仕事で働くときに「簿記2級」の資格があれば、給与とキャリアアップにつながります。
(簿記3級は高校生でも取れるので……)
特に事務系の仕事は、ある程度時間の融通が効くこともあってママ、主婦から人気の資格でもあります。
ただし、AI化が進むこれからの時代、果たして事務の仕事がいつまで人を必要にするかは、微妙なところ。
今は良いかもしれませんが、5年後、10年後には簿記検定2級の資格は、そこまで就職やキャリアアップに影響しない可能性があります。
「介護福祉士」は介護分野で働くためには、あった方が良い資格の1つです。
仕事内容にもよりますが、介護の職場で働くために、必ずしも介護福祉士の資格が必要ではありません。
しかし、介護福祉士は国家資格ですし。サービス提供責任者・生活相談員・チームリーダーなどの有資格者でしかできない業務もあり、資格があるかないかで収入は年間で50万円近く変わることもあります。
看護師と同じく、一生モノの資格になりえますが、仕事内容が合うかどうかが1番の問題でしょう。
また収入的にも、他の仕事に比べると給与水準が低い……という問題があります。
「医療事務」は病院やクリニックでのお客様の対応や会計作業を行うことができる資格です。
医療費の計算をしたり保険者に診療報酬を請求したり、医療に関する事務系の仕事であり、一定の需要があります。
しかし、一昔まえに比べるとそこまで有力な資格とは言い難い部分も……。
試験内容が比較的カンタンなので、資格習得のコスパは良いですが先に取り上げた「簿記検定2級」と同じく、AIの活躍で出番がなくなる可能性があります。
「登録販売者」は薬局やドラッグストアで活躍する国家資格です。
登録販売者の資格があることで第2類・第3類は一般用医薬品の販売を行うことができます。
この資格があることで販売できる薬の種類と量が増えるので、今も昔も一定した重要があります。
医療事務と同じく。資格の合格難易度は低い割に、給料が上がりやすいため、コスパの良い資格と言えるでしょう。
また新しくはじまった「セルフメディケーション(市販薬でも医療控除がもらえる※)」によって、今後ドラッグストアの需要は増えると考えられており、それに合わせて登録販売者の需要も増していくことが予想されます。
※セルフメディケーションの医療控除には条件があります。
ママ、主婦が子育てが一段落して就職・転職を考えているときに「資格」を取るかどうするかは、悩みどころですよね?
「資格」があれば、就職・転職もしやすくなるし。キャリアアップにもつながります。
しかし、それは誰かに雇われる生き方を選択するならです。
「一生に一度の人生、挑戦したい」「どうせなら会社に縛られず、自分で生きてみたい!」と考えているのなら、資格のことも考えながら、この機会に独立開業するということを考えてみませんか?
例えば、自分のエステサロンを開業したら、一国一城のオーナーです。
もちろん、リスクもありますがOR50の「ワンルーム開業」なら50万円以内で開業できるので、下手な資格を取るよりも低コストで独立できます。線
そして、独立したら理不尽な残業もないし、上司からのストレスもありません。
しかも稼いだお金は自分で自由に使えるし、独立したら次の就職や転職も関係なし!
そう、やり方次第では資格を取るよりも、独立した方が長い目で見て稼げるし。自由になれるんです。
「資格を取ろうかなぁ……」と漠然と考えているママ、主婦の方。その選択肢の中にOR50を使っての独立開業を考えてみませんか?