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エステサロン開業資金4つの借り方とそれぞれの注意点

エステサロンの開業資金は平均して300万はかかります。この開業資金を貯めたお金で賄えば「無借金経営」となりますが、借りて開業すれば「運営資金を残したまま」エステサロンを経営することが出来ます!

「エステサロンを開業したい」と考えたときに気になるのが「いくら」で出来るのか?
そして、その次に考えるのが「そのお金をどうやって貯めるのか」ではないでしょうか?

普通にエステサロンを開業する場合、平均して300万円は開業資金が必要だとされています。
(開業資金の気になる内訳についてはコチラから)

では、その開業資金、費用をどうやって捻出しましょう?
無難に貯金しますか? それとも銀行などから借りますか?

エステサロン開業資金を作る方法は1つじゃない!その種類と違い

一昔まえは、銀行からお金を借りて開業する人が少なくありませんでした。今では銀行からお金を借りて開業する人はずいぶん減りましたが、確実に大金を借りることが出来る場所として、銀行からの借り入れは大きなメリットがあります。

もちろん、やり方次第では銀行から借り入れすることなく開業することもできますが、大きくわけて次のような4つの借り方があります。

エステサロン開業で利用できる主な資金調達先

  1. 親しい人、親族からの資金調達
  2. 地方銀行・信用金庫の制度融資
  3. 日本政策金融公庫からの融資制度
  4. 国の制度を利用した助成金・補助金

改めて考えると、自分でお金を貯める以外にもいろんな方法でエステサロンの開業資金を借りたり、調達したりすることが出来るんです!

それでは、それぞれのメリットと注意点を洗い出して行きましょう。

1.親しい人、親族からの資金調達[難易度★★☆☆☆]

友人や恋人や家族からお金を借りるのが、敷居が比較的低いエステサロンの開業資金の調達方法でしょう。

身内だからこそ利子が少なく、返済に関する遅れもある程度多めに見てくれる、というメリットがあります。また身内からのお金を利用して、銀行からの融資を楽にするという手もあります。

親しい人、親族からの資金調達の注意点・デメリット

  • 返せない時のトラブルが骨肉の争いに
  • 利子、返済などでトラブルが起きやすい
  • 銀行と違って自己破産などの手段で帳消しが難しい※

※法的には返さなくって良いとしても、全く返さないというワケには行かない場合も……。

上記のようなトラブルが発生しやすくなるので、たとえ親からお金を借りるとしても、必ず書面にお金を借りる金額や融資内容を残しておきましょう。

2.地方銀行・信用金庫の制度融資[難易度★★★★☆]

しっかりとした事業プランがあり、ある程度の資産(担保になる貯金や不動産)があれば、銀行などは喜んでお金を貸してくれます。

ただし、銀行や信用金庫から資金を調達するのは必要な書類も多いし、手間もかかるし、時間もかかる。さらにお金(資産)も必要です。

そもそもお金を借り入れる際に「審査」がありますし、お金を貸してくれるタイミングは、審査合格から2ヶ月後なんてザラ。
また不動産の契約、内装、設備の購入後に資金が融資される場合も少なくありません。

でも、自分では10年かかっても貯められないお金を審査さえ通れば「ポン」と出してくれる気前の良さは、銀行を利用する最大のメリットと言えるでしょう。

あと、最悪返済に関しては、弁護士を通せばある程度融通がきくことも多いですし。

地方銀行・信用金庫の制度融資の注意点・デメリット

  • 融資、借り入れ条件や利息に注意!
  • スムーズな資金調達のために種類を揃える
  • 予め返済スケジュールを立てておく

きっちり事業計画や書類が整っていないと、頑として開業資金を貸してくれない銀行・信用金庫ですが、逆に言えば「しっかり、きっちり事業所も、返済計画も、書類も作っていれば貸してくれる」んです。

まぁ、あまりどっぷり銀行からお金を借りるのもリスクですが、大事なのはあくまで「適度なお付き合い」ではないでしょうか?
リスクも大きいですが、それなりにリターンも大きいので。

3.日本政策金融公庫からの融資制度[難易度★★★★★]

実は日本って、国が中小企業だけでなく、個人・小企業であっても融資してくれる制度があるんです!

日本政策金融公庫からの融資制度を利用すれば、めんどくさい手続きや書類の準備こそ必要ですが、設定されている金利は銀行よりも安い場合がほとんどです。

いろいろ融資制度はありますが「国民生活事業」「個人企業」「小規模企業」向けの小口資金では、平均して700万円を融資しています!また融資内容によっては無担保もOK!

ただ銀行や信用金庫と同じく「今すぐお金ちょーだい♪」は通用しませんが、事例によっては1週間以内で融資を受けた方もいらっしゃるそうです。
(コンサルタントや専門家の助力がないと、絶対ムリ!)

なお、書類審査や面談など、細かなテクニックが必要なので、融資利用の難易度としてはMAXです。

日本政策金融公庫からの融資制度の注意点・デメリット

  • 各種手続き、申し込み、作成書類など手間が大変
  • 融資される金額が銀行より、やや少ない

日本政策金融公庫からの融資制度は、ヘタな銀行よりも優しいですが、いろいろ準備するものも多いですし、返さなければならないことには代わりはありません。

でも、たとえ返せなくなった場合であっても「債務整理」や「自己破産」は出来るので、銀行より安い金利で、無担保でお金を借りられる場合も考えると1番良い方法かも知れません。

4.国の制度を利用した助成金・補助金[難易度★★☆☆☆]

エステサロンの開業の際には、国のキャリアアップ助成金や創業補助金が利用できる場合があります。

銀行からの融資などに比べれば、遥かに通りやすく。根気さえあれば個人でも助成金・補助金を得ることは可能でしょう。
それに助成金・補助金は返さなくって良いから最高!

しかし、その分デメリットも多いのも事実。

開業前に助成金・補助金をもらうことが出来ないというのが、1番大きなデメリットかも?
(つまり小規模でもエステサロンを開業している実績が必要)

国の制度を利用した助成金・補助金の注意点・デメリット

  • 各種手続き、申し込み、作成書類など手間が大変
  • 開業前に各種お金がもらえるワケではない
  • 利用できる時期が限定されている
  • もらえる金額も少ない

助成金・補助金をもらうためには、開業してから約1年以上や「従業員●人以上」などの条件があり、すべての人が利用できるワケではありません。

先にも触れましたが、あくまで「開業後」にもらえる”かも”しれないお金なので、助成金・補助金に関してはあてにしない方が良いでしょう。

借りたお金は返さなきゃ……。返すことも考えたらワンルーム開業がマスト!

エステサロンを開業させるためには、お金が必要です。そのお金をどこから持ってくるかが違うだけで、どこから借りたとしても「借りたお金は返さなければならない」という絶対条件がつきます。

下記表は各仮先の条件を比較したものです!

 

……まぁ、親から借りたお金を踏み倒す、なんて荒業ができないこともないでしょうが、後々のことを考えるとそれは流石に避けた方が無難かと。

しかし、ローズジャスミンがプロデュースする「ワンルーム開業」なら、とりあえず50万円あれば、なんとか開業までこぎつけます!

名古屋や近畿地方周辺で「エステサロンを開業したい」「個人サロンを開業したい」とお悩みの方は、とりあえずローズジャスミン松崎まで、ご相談くさい♪


記事監修者


エステスクール・サロンオーナー 松崎 綾乃
完全予約制エステサロン「Rose Jasmine」のサロンオーナー(愛知県名古屋市)。

エステ歴20年以上の美容のプロフェッショナル。エステシャンとしての長年の技術と経験を活かし、2022年にエステスクールやセミナーを本格開催。 

著書に『自分らしく生きるヒントが詰まった21ストーリー』『ぶっちゃけ50万あればサロン開業できますが?』などがある。

Instagram: @rose.jasmine758

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